受付番号は119番だった

無陀仏  

2012年03月09日 16:00


道民税と 市民税との 申告のため 朝早くから 会場である 東区役所の3階に赴いた。

受付番号を見ると 119番 だった。 どこかで聞いたような番号だと思ったら 救急車を呼ぶ時の 電話番号と気が付いた。

また 受付を終わった人数が 20人程度なのに どうして 119番なのかと聞いたところ 100番台は 底上げなので 実際は 19人目だと説明された。

さらに 全員に対し 予定時刻より30分ほど遅れて開始するので その間 待合室で待ってほしいと言われ 皆さんから ブーイングが出た。

そんな 不満を持ちながら 1階の受付窓口を見て回ったら ある窓口に 「ただ今 この窓口は 使用しておりません」 と言う 文言を書いた 立て札が立っていた。

これでも 意味は分かるが 主語が 「窓口」 ならば 「この窓口は ただ今 使用しておりません」 と書くのが普通だ。

また 窓口に関する対応語は 「開閉」だ。 窓口を 開設し 始業時刻に これを開き 終業時刻に これを閉めるのだ。

そう考えると 「使用しておりません」 と言う否定形ではなく 「閉鎖中です」 が正しいと思う。

だから 「この窓口は ただ今 閉鎖中です」 と書くのが 妥当な ではないかと ぶつぶつ 呟くことで 3階の不満を解消した。
 
将に 「江戸の敵を 長崎で討つ」 の類いで 見当はずれは重々判っているのだが。

区役所の1階待合室には 札幌市の 創成川 を 掘削した 大友亀太郎の等身大の像が 腹を立てず 心を丸くしなければ 長生きしないよ と 私を 宥めているようだった。

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