腹切り問答
七十年前の昭和12年(1937年)の今日、当時の国会で
「腹切り問答」なるものが起きた。
概要は、軍部の政治介入をを批判した政友会の
浜田国松代議士(当時は議員と言わなかった)の質問に、寺内寿一陸軍大臣が、「軍人を侮辱する」と反論したのに対し、浜田代議士が「速記録を調べ、吾に非ありとすれば吾割腹す。若し君に非あらば君割腹せよ」迫り、このことが原因で広田内閣は総辞職した。
戦前は、気概のある代議士が沢山いた。戦後でも、藤山愛一郎外相のような
井戸塀政治家(政治に金を使い、井戸と塀しか残らないほど貧乏になる)も多かった。
鳩山由紀夫議員が、民主党立上げのため資金を拠出したので、井戸塀政治家の再来かと思ったら、投入額は回収していた。
今の国会議員のなかには、当選すると、不思議に財産が増える人もいるようだ。あぁそうか、政治資金規正法が、大笊法だからか。
「教育再生」と称して、教育に強制力を持たせる法案を通した安倍さん、だったら、「議員再生」と銘打って、政治資金規正法にも強い罰則を持たせなければいけません。
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