いい夫婦の日

無陀仏  

2007年11月22日 15:00

今日11月22日は、語呂合わせで「いい夫婦の日」だ。昭和63年(1988年)に、余暇センター(現(財)自由時間デザイン協会)が制定したもので、定着しつつあるようだ。

「いい夫婦の日」をすすめる事務局が、選んだ今年の、いい夫婦の日の川柳コンテストの一位は、「神田川 待たせた俺が 今は待つ」だった。
なお、いい夫婦の日は、昭和62年(1987年)に、毎日新聞と味の素とが制定し、翌年、余暇センターも、打ちだしたものだ。その後、平成6年(1994年)に、講談社が、4月22日を「良い夫婦の日」とした。

その他、毎月22日を、「夫婦の日」と呼ばせたり、2月2日を「夫婦の日」とする企画もあった。なお、2月2日は、頭痛薬を販売しているジョンソン&ジョンソンが「頭痛の日」とも定めている。

また、11月23日を「いい夫妻の日」や「いい文の日」と言わせる企画もあり、11月は、語呂合わせが多い月だ。

見た目に、いい夫婦と言う、基準はない。お互いが、信じ合い、同じ空間で過ごし、邪魔にならない程度の労わりを忘れない夫婦が、「いい夫婦だ」と、言うことでしょうか。

少し難しく言うと、「死亡を解除条件とし、同居を継続して、お互いと子とを守る、男女の生活契約」とでも、言うのでしょうか。この場合の「同居」とは、転勤や入院・離散・服役等、社会的・経済的・法律的原因によって、物理的に別居していても、配偶者間で、精神的・経済的に、継続して、有無相通ずる場合は、事実上の同居と考えてよいのでしょうね。

新婚気分を持続させる言葉のランキングもあり、11月は中々楽しい月だ。結局は、お互いに「ありがとう」と、声に出して言える関係が、いい夫婦なのかも。

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