後ろから見た鎌倉大仏
おめでたのご招待で 鎌倉を訪れた 息子夫婦とその息子(孫)が 修学旅行生が大勢見学する 大仏さんを拝んだ。
孫は 私と同じく つむじ曲がりで 鎌倉大仏を 正面から撮るのは当たり前だ。 面白くするためには 後ろから 眺めようと言って 携帯デジカメで 大仏を写した。
それを 私のブログ用にと 態々 メールを添えて 送信してきた。 無下に退けるわけにも行かないので 早速 そのアイデアと写真とを 借用した。
後ろから見る大仏は サインカーブが多い 単なる 建造物のようにしか見えない。 臨済宗の碧巌碌でも 偶像崇拝は 本当の信仰ではない(私の意訳) と 言っている。
また 釈迦が 修業の初めころの 言葉を記録した 小乗仏教典に分類される 「法句経(ほっくきょう)」と言う お経には 「人は 誰に 頼ったらよいのか 結局は 自分に頼るしかないだろう その頼るべき自分とは 修業し 会得し 十分に磨かれた自分でなければならない(私の意訳)」と 書いてある。
色即是空 空即是色の 観念教理より 私は 人間臭い 法句経の方に 親近感を覚える。
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