沖縄わした

今年の夏は　かりゆしウエアを着ようと探したが　札幌で　かりゆしウエア　を見つけるのは　中々難しいようだ。　理由は　後述のように　沖縄で縫製された製品以外は　かりゆしウエア　と言わないからだ。

かりゆし　とは　沖縄では　「嘉例吉」と書き　おめでたい時などに使われる　礼服の一種となっている。　最近は　葬送用にも使える　黒っぽい色の　かりゆし　も　売られている。

かりゆしウエアの　ブランド名を使うには　まず　沖縄で縫製（生地は除く）された製品であること。　沖縄の観光をＰＲするものであること。　の二つを満たしておれば　沖縄県衣類縫製製品工業会から　かりゆしウエア　のブランド名の認可が得られる。　

沖縄県のアンテナショップの一つである　地下街の「沖縄わした」に尋ねると　本州方面では　力を入れて販売しているが　北海道は　一寸　と言う答えが　帰って来た。

アンテナショップとしては成功している　銀座の　わした　には　展示しているかも　と言うが　時間はあっても　お金が無い　年金生活者なので　買うことはできない。

札幌の百貨店でも　かりゆしウエア　は　見つからない。　でも　かりゆしウエアもどきの　薄手のものはあると紹介してくれた。　欲しい時に　欲しいものが無いと言うのが　世の常と思い　今年の新規購入はあきらめた。

以前に買った　葬送用もどきの黒のかりゆしウエアを　胸の前に置き鏡の前に立って見たら　なんとか　流行（ながれ）について行けそうなので　８月には　この　かりゆしウエアを　着ることにした。

言い忘れたが　わした　とは　沖縄で　「私たち」と言う意味だ。