2012年03月10日
稲庭つるつる饂飩
駅前の百貨店で 「江戸賑わい大市」 と言う 催しものをしていた。
名称に釣られて見て回ったら なぜか 秋田県名産の 「稲庭つるつる饂飩」 と言う干麺を売っていた。
並んだ干麺の中に 業界言葉で 「かんざし」 と言う うどんを見つけ 早速 飛びついた。
かんざし とは 干麺を造る時に使う 平行な二本の棒に 巻きついたまま U の字に曲がって乾いた部分だ。
形は悪いが 価格が安いのと 味や食感は 真っすぐに作られた 干麺と全く同じなのとで 好んで買う人も多い。
経済学では 物品や役務を選ぶのに 最小費用の原則 と言う言葉がある。 これは 既に ご案内の通り 得られる効果が同じであれば 費用が 安い方を選ぶ と言うものだ。
私は 元来は 北海道弁で 「いい振り こき(見栄っ張り)」だが ご先祖が 関西なので 「えぇ 恰好しぃ」 はしない。
だが 前後をわきまえず 衝動買いを するところが ご先祖と 大きく違うようだ。
Posted by 無陀仏 at 16:00│Comments(0)
│日記 エッセイ