おきな草

民主党の　代表選が　昨日から始まった。　現実路線を歩み　中長期的に　ロー・リスク　ロー・リターンを　掲げる　菅首相の考え方。

予算組み替えで　目先の拡大を取り　中長期的には　ハイ・リスク　ハイ・リターンが　懸念される　小沢さんの考え方。　両者の　考え方が　大きく異なるようだ。　兎も角　政治生命をかけての　一騎打ちだ。

平成２２年度に限っては　小沢流の　理想論的拡大路線は　短期的には有効だ　が　平成２３年度以降については　かえって　金利が上昇し　場合によっては　財政赤字が　より増加する　と言うのが　一般的な評価だ。

国民は　目先が　ハイ・リターンであれば　将来　ハイ・リスクが生じる　危険性があっても　それは　その時に　処理すればよい　と言う　危険承知型の　政策　よりも　今は　ロー・リターンになるけれど　将来の　リスクが低い　ロー・リスクの　危険回避型の　堅実的な政策を　好むのでは　ないかなぁ。　

現内閣は　６月に　平成２３年度以降　３ヶ年の予算規模は　７０．９兆円を上限とする旨　閣議決定した。　これを　３ヶ月で　変えては　経済界の信頼を失い　金利が上昇するのは　必至だ。

また　小沢さんは　為替介入をすると　昨日　言っていたが　世界的に　ドル安　ユーロ安が容認されている中で　協調介入は勿論　単独介入が　不可能なことは　高校生でも　判るのでは。　与謝野さんが　小沢の案を　だまし絵　と評したのは　穿っている。

もっと　厳しいのは　西岡参議院議長だ。　敗者に　党の要職や　閣僚ポストを与えるのは　茶番だ　と　喝破している。　今回の場合　特に　賛成だ。　　

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