さぽろぐ

日記・一般  |札幌市東区

ログインヘルプ


2008年02月13日

 エイズ患者が増加

 エイズ患者が増加厚生労働省エイズ動向委員会が、平成19年(2007年)の、国内エイズウイルス感染者が、1048人(男975人・女73人)を記録したと、本日の読売新聞に載った。

感染者が、千人を超えたのは、昭和59年(1984年)に、エイズ感染の報告制度が始まって以来初めてだそうだ。

最近は、研究が進み、エイズの、治療も予防も可能になった。感染の70%~80%は、STD(性行為感染症)によるものなので、羞恥心を克服し、お互いの信頼関係を深めれば、コンドーム等の使用によって、予防が可能だ。

年寄り的な考え方だが、結婚は、出来ちゃった婚ではなく、バージンロードは、名実ともにバージンで歩くような交際が望ましい。男も同じ。ただし、フレンチキッスのような濃厚なキッスでなければ、キッスから罹患する確率は少ないようだ。

後志支庁のホームページに、エイズに関する記事があるので、ご覧下さい。

エイズは、知っているようで、分からない部分も多いので、以下、簡略に、申し上げる。

エイズの素になる病原菌は、HIV(ひと免疫不全ウイルス)だ。これが、宿主に侵入し、日和見感染症(1)を起こすと、エイズ(AIDS=後天性免疫不全症候群)体質となる。そうすると、例えば、肺炎菌・緑膿菌等の感染症にかかると言うメカニズムだ。だから、HIVウイルスに感染しなように予防することが第一だ。罹患し宿主となれば、治療に全力を傾注すべきだ。その間は、他者に、移さない配慮も必要となる。

エイズの感染は、1.性行為感染(オーラル・アナルも含む)、2.血液感染(輸血・非加熱製剤・針刺し=タトウ・注射器の回し打ち・事故等)、3.母子感染(子宮内・分娩時・授乳)だ。

治療法は、抗HIV薬を用いた「カクテル療法」(2)を、行うことだ。最近は、抗HIV薬の開発は目覚ましく、治癒率は高い。

予防法は、エイズ感染の70%~80%が性行為によるものなので、本文で述べたように、避妊具を用いることに尽きる。ただ、コンドームは、粘膜に傷がつきやすいので、女性用のフェミドームも考慮すべきだ。

注(1)=HIVウイルスは、まず「免疫細胞の一つである「ヘルパーT細胞」内に侵入し増殖する。結果、そのヘルパーT細胞
     は破壊され、HIVウイルスは、他のヘルパーT細胞に侵入し、同様のことを繰り返して潜伏している。この状態で、
     何らかの事情によって宿主の体力が衰えると、相対的にHIVのウイルスが強くなり、免疫が力が弱くなる症状を、
     日和見感染症と言う。
注(2)=数種の抗HIV薬を同時に適用した治療する方法。

あなたにおススメの記事

同じカテゴリー(日記 エッセイ)の記事画像
 しそちりめん
 介護付き有料老人ホーム
 桜の香りの串だんご
 何の取材なの
 定期検査
 居酒屋の飾窓
同じカテゴリー(日記 エッセイ)の記事
  また 引っ越しました (2012-04-08 15:00)
  お家騒動 (2012-04-07 16:00)
  しそちりめん (2012-04-06 16:00)
  介護付き有料老人ホーム (2012-04-05 16:00)
  桜の香りの串だんご (2012-04-04 16:00)
  何の取材なの (2012-04-03 16:00)

Posted by 無陀仏   at 15:59│Comments(0)日記 エッセイ
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
 エイズ患者が増加
    コメント(0)