2008年06月16日
北海道神宮例祭

時代の流れか、行列の先頭付近には シルクハットとモーニングの、氏子代表と思われる男2人が乗った、黒塗りのオープンカーが、動いていた。
神輿は、以前に観たものと、変わってはいなかったが、神輿を担ぐと言う感覚は、打ち砕かれた。何時の頃かは承知していないが、神輿は、車の付いた台座の上に置かれ、担ぎ手、いや、牽き手と言うべき者が、神輿を牽いて(押して)いた。
オープンカーと言い、神輿の台座と言い、神聖な祭りも「不易流行」なのかと、時代の流れを、思い知らされた、半日であった。

神輿の前を、人力車に揺られ、母親も同乗した、きれいな稚児さん。沿道の皆さん、私だって、神輿の鳳凰よりは、きれいですよ、と、アピールするため、手を振っていた。でも、沿道の観客は、後から続いて来る、神輿の方に、視線を向けていた。

Posted by 無陀仏 at 16:00│Comments(0)
│日記 エッセイ