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日記・一般  |札幌市東区

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2008年10月07日

 添水(そうず)

 添水(そうず)ひつじ雲が 高く青い空に 浮かび始め 爽やかだけれど 涼しい風が 吹き始める 季節になると 札幌では 半袖から 五分袖の 下着に変わる。 

先日 百合が原公園の 日本庭園に遊び カラ~ン コキ~ンと 澄んだ空気を震わせて鳴る 鹿威し(ししおどし)の音を 聴いた。

獣との 境を分けるため 水の ポテンシャル・エネルギーを利用し 目には 風流な涼しさを 感じさせ 耳には 湿った音を消し 響く乾いた音に変えた 先人の 発想と技術と風流とを 深く学んで来た。 

広辞苑によると 鹿威しとは 本来 収穫した農産物を 鳥・獣の食害から防ぐ為に作られた 添水・鳴子・案山子等の装置を 総称して言う 言葉なのだそうだ。 

でも いつの頃からか 添水だけを 鹿威しと 呼ぶように なって来たようだ。 世の中が変われば 名称も変わるとは思うが 添水(そうず)と言う 語感の良い言葉は 死語に したくないですね。


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Posted by 無陀仏   at 16:00│Comments(0)日記 エッセイ
 
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