2008年11月01日
源氏物語千年紀

源氏物語の誕生由来は 使えていた 藤原彰子に 新しい物語を所望された 紫式部が 寛弘元年(1004年)に 大津の石山寺の観音堂に籠り 着想を得て 書き始めたと言われている。
兎も角 千年も前に 日本で 長編の物語が 書かれていたことは 驚きだ。 光源氏のモデルは 嵯峨天皇の皇子
源氏物語の 現代語訳は 与謝野晶子に始まり 谷崎潤一郎 円地文子 瀬戸内寂聴等 多数の文人が 手掛けている。 また 中井和子は 京言葉で 翻訳しているとか。
齧り読みだが 母系制の昔に こんな奔放な 女たらしが居たことに 驚いた。 が 仲良くなった女の面倒を 最後まで見てあげる 男であることには 頭を下げる。
こんな 貴重な文献を 世俗的な側面でしか 捉えることが出来ない 私は 古典を鑑賞する資格がない 凡夫なのですね。
写真は 国学院大学の 源氏物語絵巻の 絵はがき。
Posted by 無陀仏 at 16:00│Comments(0)
│日記 エッセイ