さぽろぐ

日記・一般  |札幌市東区

ログインヘルプ


2008年11月03日

 ループタイ

 ループタイくだけた会合などに使うループタイ。 天然石や金属の物はあるが 木製のものが無いので 一つ持って見た。

材はクルミの木 山中塗りの 象嵌タイプだ。 山中塗の鈍い光沢は 年寄りには 良く似合うように思う。

文化の日の今日。 早速 使って見ることにした。 軽いので 襟に食い込まず 襟もとも乱れないのが 気に入った。

ご案内と思うが 塗料の乾燥と漆の乾燥とは 全く異なる。 前者は 水分や溶剤が蒸発するのに対し 後者は ウルシオールと酸化酵素ラッカーゼとが 融合して高分子被膜を作るのだ。

漆の乾燥には 20℃前後の温度と 80%前後の湿度とが 必要だ。 通常 漆風呂と言う 乾燥場所で 乾燥(高分子化)させる。

ついでに 漆を塗る職人や芸術家を 塗師(ぬし)と言う。 塗師と木地師と蒔絵師との三者が 競争しあって 今の 漆工芸品が生まれたようだ。 私は 飛騨の春慶塗が好きだ。


あなたにおススメの記事

同じカテゴリー(日記 エッセイ)の記事画像
 しそちりめん
 介護付き有料老人ホーム
 桜の香りの串だんご
 何の取材なの
 定期検査
 居酒屋の飾窓
同じカテゴリー(日記 エッセイ)の記事
  また 引っ越しました (2012-04-08 15:00)
  お家騒動 (2012-04-07 16:00)
  しそちりめん (2012-04-06 16:00)
  介護付き有料老人ホーム (2012-04-05 16:00)
  桜の香りの串だんご (2012-04-04 16:00)
  何の取材なの (2012-04-03 16:00)

Posted by 無陀仏   at 16:00│Comments(2)日記 エッセイ
この記事へのコメント
おきな草様

 素敵なループタイですね。
 実は、わたしは漆器が大好きなのです。
 とくに、品のよい蒔絵がほどこされた塗りものは大好きです。
 蒔絵のような絵をパステルで描くことを目指しているのです。

冬野
 
Posted by 冬野由記 at 2008年11月10日 21:38
冬野 由紀 様
             おきな草 から

ループタイ お褒めにあずかり 光栄です。 お墨付けを頂いたので 天狗になって このタイで どんどん 甲斐豪に出ます。

蒔絵風パステル画は 楽しみですね。 誰もが描かなかった 作風と技巧とで 新境地を拓いてください。 
Posted by おきな草 at 2008年11月11日 15:51
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
 ループタイ
    コメント(2)