2008年11月23日
するめもどきのキーホルダー

堅実にと言う意味で 結納の時等に 寿留女が 使われる。 また 今日 千秋楽を迎える 大相撲の土俵には 縁起物として するめが 埋められているそうだ。
平安時代には 蛸を するめと 言っていたようだ。 小蛸魚
「てれすこ」と言う 落語にもなっている するめ。 八代亜紀の舟歌でも 肴はあぶったいかで良い と 言わせるほど 庶民の 酒のつまみには欠かせない。
落語「てれすこ」の概要
ちょんまげ時代 不思議な魚が獲れた。 代官所に聴いたが 分からない。 代官所は 魚拓を取り この魚の名を知る者は 申し出よ と 高札した。
一人の漁民が これは「てれすこ」と言う と 申し出たので 「てれすこ」と 命名した。 その後 この魚を 干物にし 魚拓にした上 その名を 高札で 募集した。
すると 前回 てれすこと 言った漁民が「すてれんきょう」です と 申し出た。 奉行は 同じ魚に 違う名をつけるのは お上を愚弄すると その漁民に 死罪を申し渡した。
死罪の執行前に 漁民が 家族に会いたいと言うので 面会を許したところ 漁民は その妻に向かい「いいか これからは イカの干したものを 決して スルメと 子供にいわせるな」と 言ったそうだ。
そこで 奉行は 成程と感じ入り 漁民を釈放した。 と言う 話だ。
Posted by 無陀仏 at 16:00│Comments(0)
│日記 エッセイ