2009年02月20日
読めなかった漢字

江戸刺子の 製品を売っている 区画に 鯔背(いなせ)なお兄さんが 刺子半纏(さしこばんてん)を着て 客に 説明をしていた。
偏が魚で 旁が鬼と 染め抜いた 半纏の 背中の文字を 「お(を)こぜ」かと思い 恥を忍んで 「何と 読むの」 と 聞いて見た。
「はい (いとう)と読みます。 私の姓と同じです」との 答えが 返って来た。 淡水魚の いとう かと聞くと そうだと答えた。 帰宅後 国語新辞典を 開くと 「伊富魚(いとう)」と 言う 漢字はあった。
広辞苑第六版と IMEパッドとは いずれも 検索できない。 Webウイキペデアの「イトウ」で検索したら 魚偏に 鬼と言う 文字も ある と 出ていた。
北海道に住んで 淡水魚の「いとう」と言う 漢字を 知らなかった私には 麻生さんが 「怪我」を 「かいが」と 読んでも 嗤えないですね。
なお 「お(を)こぜ」は 「月(にくづき)」に 旁は 券の字の「刀」の代わりに「魚」と書く「ふか」を 当て 「お(を)こぜ」と 読ませていた。 別に 「虎魚(お「を」こぜ)」とも 書くようだ。
Posted by 無陀仏 at 16:00│Comments(0)
│日記 エッセイ