2009年08月02日
路地物胡瓜

内気なためか 水分が90%で 世界で一番栄養がない野菜 と 酷評されている。 歯ざわりが良いのが 取り柄だ。 冷麦や 冷やし中華に 添えて食べると美味い。
日本での 生産量は 年間80万トン 内60%は 石油暖房を 必要とする ハウス物であり 所謂 エコ野菜ではない。 だから 曲がっていても 自家菜園のものが 喜ばれる。
胡瓜は 我が家でも 酢の物・塩もみ等の即席物や 奈良漬・醤油漬等の保存食を 作る。 切り方は 色々あるが 私は ラセン状に繋がる 雷切り を 面白いと 思っている。
胡瓜は ヒマラヤ山麓の原産で シルクロードを 経由して 平安時代から 栽培されていた。 胡瓜の「胡」は イラン系の ソクド人を意味するので 文字的にも 西方の 野菜であることが 頷ける。
アラブの砂漠地帯産の 野菜なので 水分が90%であることと 栄養が無いことも 納得できる。
午後からは メキシコ原産で イタリアで改良された ズッキーニを 戴いた。 今日は 北半球の 異なる地域原産の野菜を 沢山 戴いた。 それぞれの 贈り主に感謝する。
アメリカでは ズッキーニと言うが イタリアでは ズッキーナと 呼ぶそうだ。 改良した国を尊重して これからは ズッキーナと 呼ぼう。

Posted by 無陀仏 at 16:00│Comments(0)
│日記 エッセイ