2009年10月19日
赤レンガ旧庁舎前

池の水面では 寒さにめげず 水鳥数羽が 自身の姿を 水鏡に写しながら 悠然と泳いでいた。 構内を区切る柵の周りの ハルニレも 黄葉し始めた。
池の縁に植えられた モミジ系の木々は 冬が近いぞぉ~ と 葉が赤くなるほど 力を込めて 叫び始めているようだ。
蔦や 漆が少ない 北海道の秋は 万葉の時代の歌のように 黄葉が多い。 でも 今は 絵筆から落ちた朱色が 黄色と深緑色が ごちゃ混ぜとなった画面に ぽたぽたと 落ちたような模様を 滲ませる。
今日は 西日本で 秋としては 十数年ぶりに 黄砂が発生したと聞く。 同じ黄色でも 黄砂は ご遠慮申し上げたい。
Posted by 無陀仏 at 16:00│Comments(0)
│日記 エッセイ