2009年11月18日
後ろから見た鎌倉大仏

孫は 私と同じく つむじ曲がりで 鎌倉大仏を 正面から撮るのは当たり前だ。 面白くするためには 後ろから 眺めようと言って 携帯デジカメで 大仏を写した。
それを 私のブログ用にと 態々 メールを添えて 送信してきた。 無下に退けるわけにも行かないので 早速 そのアイデアと写真とを 借用した。
後ろから見る大仏は サインカーブが多い 単なる 建造物のようにしか見えない。 臨済宗の碧巌碌でも 偶像崇拝は 本当の信仰ではない(私の意訳) と 言っている。
また 釈迦が 修業の初めころの 言葉を記録した 小乗仏教典に分類される 「法句経(ほっくきょう)」と言う お経には 「人は 誰に 頼ったらよいのか 結局は 自分に頼るしかないだろう その頼るべき自分とは 修業し 会得し 十分に磨かれた自分でなければならない(私の意訳)」と 書いてある。
色即是空 空即是色の 観念教理より 私は 人間臭い 法句経の方に 親近感を覚える。
Posted by 無陀仏 at 16:00│Comments(0)
│日記 エッセイ