2010年01月04日
アローヘッド始動
今日から 平常経済となる 日本列島。 今日 ４日の大発会から 東京証券取引所 ご自慢のコンピュータ「アローヘッド」が稼働する。
アローヘッドは 従来 受付確認に ２～３秒かかっていたものを ０．００５秒程度に早めることによって 売買約定速度を 従来の約１５秒から ０．１秒程に 短縮するものだ。
平成１７年（２００５年）１２月に起きた みずほ証券との 誤発注の問題や 平成１９年（２００７年）１月に起きた ライブドアーの小口取引の 混乱も これからは 昔話となる。
新システムは 大規模な投資グループが行っている コンピュータに判断を任せる「自動売買」が 多くなると思われ 株価は 乱高下することが 予想される。 また 昨年 早稲田大学投資サークルＯＢが起こした 「見せ玉（ぎょく）取引」類似の取引は タイムラグが 小さくなるので 難しくなる。
さらに 売買約定速度の タイムラグによって 投資家の心理を推測し 関連する銘柄の 取引を繰り返す デイトレーダーにとっても 大きな 打撃になるようだ。 新システム導入で 益々 個人投資家は 株式市場に 近寄り難くなるのでは。
Posted by 無陀仏 at 16:00│Comments(0)
│日記 エッセイ
