2010年02月07日
博多人形

博多人形には 武者物 能物 美人物 童物 季節物の 分類ほかに 最近は ハローキテー物も 現れた。 この世界も 松尾芭蕉の言う 不易流行の精神 が 守られているようだ。 分類として この人形は 童物と 美人物との 中間と思われる。
博多人形は 当初 屋根瓦を焼く 瓦師(かわらし)が 作ったものとされていたが 最近は 陶磁器を作る 陶物師(すえものし)が作り初めた というのが 多数説となっている。 「師」とは 漆塗り職人を「塗師(ぬし)」と 言うように 「職人」と言う意味だ。
日本の職業では 医師 看護師など 「師」のつくものと 弁護士 公認会計士など 「士」のつくものとがある。 前者は 人に教え 導き 尊敬される 職業が多く 後者は 不偏性が強く 独立性も高い 職業が多い。
夜来の積雪が 15cm程の2月7日の朝 除雪を終えて 汗を拭きにに入った部屋の隅に 佇む この人形が 日の目を 見させて と 訴えているように 見えたので ブログに載せた。
Posted by 無陀仏 at 16:00│Comments(0)
│日記 エッセイ