2010年07月12日
グミの実
幼いころは 町の所々の塀から はみ出していたのを もぎって 食べた記憶がある。 酸味が強く あまり美味くなかったが 戦前は 野生の水菓子だった。
札幌に住み着いてから もう 60年以上になるが あまり 見かけなかったので 珍しくもあり 懐かしくもあった。
戦後 歌声喫茶などで 「小さなグミの木」 と 言う ウクライナ民謡を 歌っていたことも 思いだした。
桑の赤い実は 童謡などに取り上げられているが 同じく赤い実なのに グミは詩歌に詠まれていない。 江戸時代は 貧乏な足軽の家に 植えられていたので 軽蔑されて いたのかもしれない。
Posted by 無陀仏 at 16:00│Comments(0)
│日記 エッセイ