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日記・一般  |札幌市東区

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2011年01月02日

 ふくとこ宝船


 ふくとこ宝船元日は 我が家に 息子達夫婦と 在札の孫一人と が集まり 年の始めの 顔合わせをした。 11時頃から 始まった 飲み食べ会だが 全員 故障もなく 顔を見せ 元気に 食べ 喋り 大きな法螺を吹き 15時半頃 それぞれ 帰宅した。 

その話の中で プリン体は 卵一個でも 数の子一粒でも たった 一個しか入っていないと聞いて 吃驚した。 つまり プリン体は 細胞に 一個だけしか 存在しないというのだ。 だから 卵一個も 細胞 数の子一粒も それぞれ 一個の細胞だから と言うことだった。 

金沢の 諸江屋で売っている ふくとこ宝船 と言う 縁起物を貰った。 最中の皮のような入れ物を 割ると 小さな七福神が 入っていた。 

この最中の皮のようなものは みそ汁に入れ 麩の代わりに 食べても良いそうだ。 もったいない精神は 昔から あったようだ。

戦前 札幌市の 創成川の 南一条通り 付近には ラーメン屋の 屋台が並んでいた その当時の ラーメンの具材は 麩 しな竹 なるとの 簡素な物だった そこで ふくとこの 最中のような皮を 今度 自家製の ラーメンの 麩の代わりに 使って見ることにした。

 ふくとこ宝船七福神の 並べ方には 複数以上あるようだ。 私は 左側から 恵比寿 大黒 毘沙門天 弁財天 福禄寿 寿老人 布袋 の順に並べた。

恵比寿 大黒は 日本土着の信仰 毘沙門天 弁財天は ヒンドゥー教の信仰 福禄寿 寿老人は 道教の信仰 布袋は 中国仏教の信仰 に それぞれ 基づくものだそうだ。

そのほか 二日の朝の 初夢のためにと 枕の下に入れる 宝船を描いた 回文とが 宝船のの箱に入っていた。

回文とは ご案内の通り 頭から読んでも 末尾から読んでも 同じ読みになるように 書かれている 文節だ。

 ふくとこ宝船回文には 「なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな」 と書いてあった。

昨夜 この紙を 枕の下に入れて見たが 今朝まで ぐっすり で 残念ながら 初夢を 見ることが 出来なかった。

初夢は見なかったが 元旦 二日 と 札幌は お天気が良かったので 今年一年は 平穏で 明るい 暮らしが出来る年に なりそうだ。


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Posted by 無陀仏   at 16:00│Comments(0)日記 エッセイ
 
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