おきな草

北海道は　昨日　昨年より　一日早く　網走や　紋別で　流氷初日が　確認された。　今日からは　北風小僧の　寒太郎が　遊びまわる　大寒に入る。　寒気　雪　流氷　と　北海道は　この三拍子で　冬が盛りとなる。　

そう言えば　愛知県でも　知事と名古屋市長　および　名古屋市議会の住民投票の　三拍子選挙が　きょう公示され　トリプル選挙が　熱く　戦われる。　　

不幸があったと言うことで　年末年始の　挨拶を遠慮すると　通知があった人たちに対し　今日　寒中見舞い　の葉書を　郵送した。　これで　私の　今年の　正月は　すべて　終わった。

北海道の寒さは　冬の土用である　１月１７日頃から　２月３日の節分までが　本番だ。　ところで　冬の節分は　２月３日に　特定されて　いるわけではない。　私の生まれ年の　大正１２年（１９２３年）と　家内の生まれ年の　昭和２年（１９２７年）の　節分は　ともに　２月４日だ。

節分とは　ご案内の通り　年に四回あり　立春・立夏・立秋・立冬の前日を言う。　節分の日から遡って　約１８日から１９日の期間を　土用と言う。　立春は　暦の定気法では　太陽黄経が　３１５度になる日と　定められている。　

太陽気経が３１５度なるのは　必ず立春の日とは　限らない。　それは　地球の楕円軌道や　閏年のほかの要因で　年によって　ずれが生ずるからだ。　そのため　節分は　２月４日から　前後する。　平成に入ってから　２月４日が　節分であった年は　平成７年（１９９５年）だった。

大寒の期間中には　降雪量も増加する。　北海道の場合　統計によると　降雪量は　立春を　１０日以上も過ぎた　２月１６日頃から　減少する。

ところで　夏の土用の丑に日には　ウナギを食べる　風習がある。　土用は　季節の変わり目だから　栄養の豊富な　食べ物を摂れ　と言うことのようだ。　

また　夏の土用の期間は　「う」の付く　食べ物を食べる　と言う　言い伝えもある。　とすると　冬の土用には　温かい「うどん」等を　食べると　良いのでは。　天邪鬼の私は　今年の夏の土用には　う　のつく　牛（うし）の肉を　食べようと思っている。　

寒太郎君　今年の冬の土用は　あまり　はしゃがないで　ねぇ。

あなたにおススメの記事