おきな草

今朝の散歩で　地下歩行空間に繋がるビル内に　桜の造花が飾られていた。　ところで　東北地方太平洋沖地震の自然災害が　未だ　復旧しないのに　卯年の　統一地方選挙が　もう　始まった。　東京都を含む　１２都道県だ。

北海道知事選では　現職一人と　新人三人との　鬩ぎ合いになった。　東京都も　所謂　後だしジャンケンとやらで　現職が　立候補し　後継者と言われた人が　涙を飲んで身を引いた。

選挙事務を取り仕切るのに　選挙管理委員会　と言う組織が　各都道府県に　設置されている。　その組織は　四人の　選挙管理委員だけで構成されている　行政委員会だ。

選挙管理委員は　公職選挙法によって　選出された　任期四年の　非常勤の役職だ。　選挙管理委員会には　地方自治体の職員が　事務方として　選挙事務などを　選挙管理委員会の指揮の下に　事務や作業を補佐している。　所謂　選挙管理事務局だ。

選挙の無い時は　事務局が　選挙人名簿の　補充や削除などの　業務を行い　選挙の時は　さらに　自治体の職員が　臨時に増員されて　選挙に関する　一連の事務や作業を行う。

この他に　公職選挙法には　投票管理者　投票立会人　開票管理者　開票立会人　選挙長　選挙立会人等の　役職が定められている。　さらに　投票日当日の各投票所で　開場直後の投票箱が　空であることを　確認するため　その会場に　一番乗りをした人が　投票箱の　内部を　確認する人がいる（公職選挙法施行令第３４条）。　

この確認者の名称は　公職選挙法には　定められていない。　どの選挙の投票を　欠かしたことが無い私だが　一度　投票箱が　空かどうかの　確認をしたいと　思っている。　でも　投票所に　一番乗りすることが出来ない　朝寝坊なので　実現できていない。　勿論　今後も無理だと思う。

選挙による　投票の状況の　管理や処理が　適正に行われているかを　監視する　投票立会人は　選挙人名簿の中から　選ばれた　選挙権を持つ　普通の　おじさん　おばさん　とである。

今回の　候補者のどなたに　桜が咲くかは　判らないが　散った花びらの　一票にも　切実な思いがあったことを思い　阿久根方式などを　見習わないで欲しいですね。
　

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