2011年04月09日
石川啄木
じっくり見つめて見ると 中々 ハンサムな青年だ。 銅像とともに建っている句碑には 札幌に縁のある句がほられていた。
彼は 野口英世と並ぶ 借金王と言われている。 一番の被害者は 言語学者の 金田一京助の奥さんである 静子さんだった。
静子さんの晴れ着を 無理やり質入れさせ 質流れにしたりしたので 静子さんは 息子の春彦に 石川啄木のようになるな と くどく 話していたという。
同じ借金王でも 野口英世は 一応 妻子に財産を残した。 だが 啄木は 財産は無し 借金だけを残した。
金田一春彦さんは 母から聞いたていた 石川啄木と言う人は 石川五右衛門のような 人かな と思ったと 述懐している。
話は変わるが 今回の選挙で 将来の人口減が 顕著なのにもかかわらず 旧態依然の 箱もの行政を と叫んでいる候補がおられる。
孫子のために 本当に 有効な政策なのでしょうかね。 こんなことを主張される候補者は 石川啄木には悪いけど 何か 彼の生き方に 似ているような気がする。
Posted by 無陀仏 at 16:00│Comments(0)
│日記 エッセイ