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日記・一般  |札幌市東区

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2011年05月20日

 働く漁民


 働く漁民大通り公園の七丁目に 東京都出身の彫刻家 田畑一作さんが作成した 働く漁民 と題した彫刻が 置かれている。

彫刻のことは知らない私でも 立体感のある 写実的な この彫刻を見ると 気持が奮い立つような気がしてくる。 私は 抽象的な 絵や彫刻は 良く理解できない。

物理的に言う彫刻とは 木・石・土・金属等に彫り込んで 物の像を立体的に表現する物と言われ レリーフとは 異なると言われている。 また 粘土や蝋などで肉付けして作成した立体像も 彫刻と呼ばれることがある。

物としての彫刻は 長時間保存が可能な 素材で造られている。 氷像 砂像等 短時間で消滅する 材質を用いた塑像も 二次元の写真技術で長期間保存できるから やはり 彫刻なのでしょうね。

鑑賞者心理に基づいた彫刻とは どのような物かは 良くは判らないが 芸術である以上 確かな技術と 製作者の意図とが 観る者の心に共感を与えるものが それに該当する彫刻なのかなぁ~と思っている。

数日前 渋谷駅の連絡通路に飾られている 岡本太郎作の 明日の神話 と言う 壁画に 他者の絵が貼られた事件があった。

貼り付けた芸術家は 自己の作品を発表する 場所と 方法とを 誤ったようだ。 でも 張り付けた作品の 技術と 意図とが 観る者の心を 感動させるものであったなら 発表する場所と方法とを誤ってはいるが 芸術家と言われるのではと思う。

写実的な 絵や彫刻しか理解できない私は 抽象的な ピカソの絵や 岡本太郎のそれも ともに 理解できない化石人だ。
  


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Posted by 無陀仏   at 16:00│Comments(0)日記 エッセイ
 
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