2011年09月20日
腋芽を挿したトマトの実

もう 2度ほど 気温が低ければ 無意識に 灯油ストーブの 点火ボタンを 押すところだった。 それほど 寒さがきつかった。
突然だが 時系列的な お話をする。 5月10日頃 トマトの苗を 露地に植えた。
6月10日頃に 植えたトマトから 10cmほど伸びた腋芽を ちぎって 肥料のない畑に 挿してみた。 挿した腋芽は 何日くらいで 萎れるかという 時の記念日の 遊びごとだった。
6月末になっても 枯れない。 今度は 無肥料で 腋芽に 実が付くかの テストに変わった。
先祖が 水が少ない アンデスの山地で ギラギラ照りつける 太陽に 曝されながら 生きていた子孫のせいか 30日目の 7月10日頃には 草丈が 1.2mほどまでに伸びた。
40日過ぎた 7月20日ても 実が大きくならなかったが 8月10日の 60日頃から 青い実が膨らんできた。
二百二十日の 90日目頃 少し 赤くなり この季節 最低気温が 一番低くなった今朝 やっと 食べごろの色になった。
挿した腋芽で トマトを 育てたのも それに実が付いたのも それぞれ 初めてなので 一入 感慨が深かった。
もう 少し赤くしようと思ったが 強風で 落果してもと思い 挿してから 102日目に当たる今朝 可哀そうだが 試食した。
思った通り 酸味が強かったが 瑞々しさは 苗植えのトマトと 遜色がなかった。
Posted by 無陀仏 at 16:00│Comments(0)
│日記 エッセイ