2011年09月24日
独身のとんぼ
ここ 2・3日は低温続きだったが 今朝は 晴れ間が出て 暖かくなった。
狭いわが家の庭の午後に 蜻蛉(とんぼ)がたくさん飛びまわった。
8割がたは繋ぎとんぼだったが 婚活に失敗し ひとりさびしく 木の枝に羽を休めている独身のとんぼもいた。
独身トンボは 強い風が吹いても 人が傍に寄っても 逃げようともせず 羽を深く折って休んでいる。
いかにも 婚活に疲れ果て 将来を絶望しているように見えた。
繋ぎとんぼは 水辺を求め 池の縁に群がっていた。
近寄ると さぁ~っと 飛び上がり 高いところの壁に へばりつく等 警戒心が とても高かった。
子孫を残すためには ペアの命を守ることが 優先されるようだ。
そこが 独身とペアの本能的な 違いなのだろう。
放浪の画家 山下清さんの 口真似をすると 「に・人間も ペアになると と・とんぼと同じに な・なるんだなぁ」。
Posted by 無陀仏 at 16:00│Comments(0)
│日記 エッセイ