2011年10月07日
江戸箸
百貨店の家庭用品売り場で 孟宗竹作った箸を購入した。 一見 細めの 所謂 江戸箸系の竹の箸だが 良く見ると箸先の削り方が 他の江戸箸系の箸とは違い より細い。
売り子さんは この細さを 加減する削り方が この箸の 挟み具合を決めるのだと言う。
言われるままに 備えてあった 水に浸かっている蒟蒻を摘んで見ると 確かに 確実につかめる。 不作法だと言われる 刺し箸のように ひょいと 持ち上がる。
途端に この箸の信者となり 二人分の代金を払う。 帰宅後 堅めに茹でた枝豆を 摘んで見ると これまた 確実に 他の箸と違う。
脳を鍛えるため 生大豆を 木の箸で摘む練習を 週に３回くらいしているが この箸に換えて見ると 単位時間内の作業量は 倍増した。
今日は 自家製の つるつる ヌルヌルで 滑りやすい アロエベラの刺身を 摘んで見たが ゼラチン状の葉肉が 見事に かつ 楽に 持ち上げることが出来た。
たかが 竹の箸 されど 竹の箸だ。 この江戸箸を 東京で作っている この企業に 脱帽・最敬礼した。
Posted by 無陀仏 at 16:00│Comments(0)
│日記 エッセイ
