2011年10月12日
昨日は良い日だった

場所は モントレ・エーデルホフ・ホテルの 13階にある隋縁亭と言う日本料理店だった。 私としては 初めて訪れるホテルなので わくわく しながら赴いた。
案内されたのは 掘り炬燵(切り炬燵)をしつらえた 南向きの日本間だった。 一桁の人数には丁度良い広さで 窓から見える 大通り公園と その周辺との夕景が 眼を楽しませてくれた。
メニューと言うか お品書きと言うか 「花暦」 と言う紙に 「しび鮪」 と書いてあった。 知らないことは 直ぐ聞くと言う主義の私が 訊ねて見ると クロマグロ のことを 一部の地域では 「しび」 と言うからだと 教えてくれた。
昨夕の料理は 茶を 飲むために供される懐石ではなく 酒を 嗜むために出される料理なので 当然に 会席料理だった。 会席料理は 普通 先付けに始まり 水菓子に終わる 一汁・六菜と・ご飯が主流だ。
運ばれた会席料理は 普通の会席の順番の 止め肴と ご飯との間に 揚げものを一品増やした 豪華なものだった。
会席料理なので 酒は日本酒で 最初は 増毛の 国稀(くにまれ) と言う純米酒を 次いで 山形の 一の蔵(いちのくら) と言う吟醸酒を 最後に 札幌千歳鶴の 瑞翔(ずいしょう) と言う 金粉入りの大吟醸を それぞれ 飲み比べた。
国稀は まろやかだが 少し辛口気味 一の蔵は さらっとしたあっさり味で 私が 好んで飲む 「上善如水」 と言う酒に似ていた。 瑞翔は まろやかで こくがあり 酸味が無い 旨い酒だった。
微醺に火照った頬を 冷たい秋風に吹かせながら帰ったら。 月下美人の花が 咲き始めていた。 この鉢は 珍しくも 今年3回も花を付けてくれた。
スポーツ・ニュースを聞いたら 日ハムが やっと CSへの進出を決めたようだ。 今日は 本当に おめでたい日だった。
Posted by 無陀仏 at 16:00│Comments(0)
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