2011年10月21日
起き上がり小法師

手作りなので 五百羅漢のように 一個いっこ 大きさや 顔つきが 違うのがとても面白い。
無病息災・家内安全等 家族や お金が増えるようにと 家族数や 欲しい数より 一個多く買うのが この地方の 仕来たりとか。
糟糠の妻と 二人ぼっちの我が家には もう 家族や 財産も 減るばかりで 増えるわけはないのだが 会津地方の慣習に従い 三個持参したというわけだ。
売っている起き上がり小法師の 下半身の色は五色ある。 貰ったのは 健康を願う紺色 厄祓いを求める赤 金運を齎す黄色 の三個だった。
黄色の 起き上がり小法師を貰ったので 年末ジャンボ宝くじを買ったら 抽選に当たるのではないかと 本気で考えるようになった。
気力や体力が減っても 欲呆けは 衰えないようだ。 そんな老人にならないようにと 心がけてきたが まだまだ 修行が足りないようだ。
今は テレビの前に置いて コマーシャルが 放映されるときは この起き上がり小法師に視線を移し 顔を眺めている。
Posted by 無陀仏 at 16:00│Comments(0)
│日記 エッセイ