2012年02月26日
椿の白い花

北海道では育ち難い椿だが こんもりとした花の感触が なんとなく可愛らしいので 道内での愛好者も多い。
花色で分類すると 赤は 玉之浦(タマノウラ)系 ピンクは 侘助(ワビスケ=太郎冠者「タロウカジャ」の系列)系 白は 加茂本阿弥(カモホンナミ)系 複色は 岩根絞(イワネシボリ)系 等に分かれる。
写真は 花の形から 勘案して 多分 加茂本阿弥だと思う。 2月頃から咲く 椿には 鉛色の空に 塞がれていた 道産子の心を 開いてくれる働きがあるように思う。
私の 住む所は郊外だが 近所には 侘助 と言う名の 有名なラーメン店があるのが自慢の一つだ。
雪椿 と言う椿は 東北から 北陸にかけて咲く種類だ。 新潟生まれの 小林幸子さんは 故郷の花である演歌 雪椿(星野哲郎作詞・遠藤実作曲) を唄ってヒットした。
この歌は 遠藤実の愛弟子の三船和子さんや 徳久広司の指導を受けた西方裕之さんも 唄ったが 古賀政男に師事し NHKの紅白で ど派手な衣装を纏う小林幸子さんには 勝てなかったようだ。
Posted by 無陀仏 at 16:00│Comments(0)
│日記 エッセイ