2007年05月13日
米議会でお点前

立礼は、裏千家第11代宗匠玄々斎が、135年前の明治5年(1872年)に、外国人のために創設したお点前で、テーブルと椅子とを用いるものだ。
今月の8日には、裏千家第16代宗匠坐忘斎千宗室が、男性・老年者のため、胡坐(あぐら)のままお点前が出来る、座礼の作法と座礼棚とを、報道陣に公開した。伝統に胡坐をかかず、研究・開発をする姿勢は尊敬できる。
余談だが、第15代鵬雲斎が、文化庁での対談で、裏千家では「茶道」を「さどう」と言わず「ちゃどう」と言う。と話していた。「茶(ちゃ)」と言い「立(りゅう)」と言い、裏千家の「漢字の音読み」は、呉音を用いているようだ。
Posted by 無陀仏 at 15:00│Comments(1)
│文化・芸能・学術
この記事へのコメント
おきな草様
なるほど、最近「ちゃどう」という言い方がされているな、と思っていたのですが、合点がゆきました。呉音と漢音の使い方が家によって異なるということだったのですね。
勉強になりました。
ありがとうございました。
冬野
なるほど、最近「ちゃどう」という言い方がされているな、と思っていたのですが、合点がゆきました。呉音と漢音の使い方が家によって異なるということだったのですね。
勉強になりました。
ありがとうございました。
冬野
Posted by 冬野由記 at 2007年05月13日 15:28